コースガイド

コース

スイムスタートの舞台は大野瀬戸(コース変更)

スイムは日本三景・安芸の宮島の対岸にある安芸グランドホテル桟橋からスタートし、大野瀬戸を2.5km泳ぐ周回コース。

2.5kmという距離と潮流、6月中旬という時期であり、ウェットスーツ着用が必須です。

若葉の林道をバイクで疾走

瀬戸内海沿岸部から中国山地にむかって漕ぎ上がる55km。たったの55kmとあなどるなかれ、高低差は850m!でもヒルクライマーのあなただったらアウターで一気に駆け上がれるはず。

高低差

バイクコース前半の住宅地ではびっくりするほどの観客の声援があなたを後押しします。ヨーロッパの有名ロードレースみたい、とは選手の驚嘆の声。中盤と後半に2つの激坂が待ちます。バイクジャージが若葉に染まる道幅の狭い林道は鳥の声と渓流の音が流れて、まさにアドベンチャーレース気分。でもご安心を。どんな人里離れた場所にもボランティアが待機しています。バイクサポーターも医療品を装備して、安全対策は万全です。

エイドステーションでは、飲み物を一人でも多く渡そうとがんばるボランティアのみなさん。選手が求めるアイテムを大声で伝える地元の青年たち。通り過ぎるほんの一瞬に、見ず知らずの選手と地元住民との心のふれあいが生まれます。

ランコースは登りに賭けるか下りで巻き返すか

20kmコース中盤に標高900mを登って下りる往復コースがあります。ワンウェイの大会全コース中で唯一ライバルとの対面があるかも。あなたが先行しているか、それともヤツか。それは当日、レースの神様のみぞ知る。農家の庭先から小路から、メンバー表を見ながらわが家族のように選手一人一人の名前を呼ぶ声が。沿道の応援で疲れた選手の足どりに力が蘇ります。地元に暮らす人だからこそわかる、あの海をあの坂を自力で越えて、こんな短時間でわが町まで来たことの感嘆と賞賛が激励の言葉となって選手に寄せられるのです。

先を急がない方は、エイドステーションでのボランティアスタッフとの交流もどうぞお楽しみください。

高原の風といっしょにフィニッシュ

最後の坂を登り切ったらフィニッシュ!「おかえりなさい」の声と盛大な拍手に迎えられて切るフィニッシュテープの向こうには、平地のレースでは得られない心地よい疲労と達成感があります。今年もフィニッシュ会場に選手とボランティア、そして観客も一緒になって楽しめる交流広場ウッドマンヴィレッジを開設します。次々に帰って来る選手に声援を送るもよし。クヴェーレ吉和の温泉で疲れた体を癒やすもよし。仲間で祝杯を上げるもよし。初夏の高原のそよ風の中でのアフターレースは格別です。